城山三郎原作「落日燃ゆ」・・・感動!

TV 《感想》1
城山三郎原作「落日燃ゆ」感動しました。
A級戦犯に指定され、東京裁判で有罪か無罪かで賛否両論となり、唯一
文官として絞首刑となった元首相・広田弘毅の生涯を描いた物語です。

A級戦犯で死刑になるまで一切の弁明をせず「私が戦争に責任がなかっ
たとは言えない」自分のことは二の次で自分が喋る事で誰かに迷惑がか
かってはいけないと死んでいった潔さ、すばらしい日本人だと思いました。


TV 《感想》2
広田弘毅(北大路欣也)の誠実な生き方と静子(高橋惠子)との愛情溢
れる夫婦関係、そして子供たちの家族愛、どれをとっても60年前の出来
事とは思えません。現代社会の無くしてしまった大事なものを思い出さ
せてくれる作品でした。

「あなたは、廣田弘毅を知っていますか」

本 《あらすじ》
昭和に改元された日本。その頃日本は、アメリカ・ウォール街での株価
暴落のあおりをうけ、空前の不況に見舞われていた。そして、この状況
を打開するため、一部軍人は広大な満州の地に目を向ける。昭和6年9
月、満州事変が勃発。

その頃駐ソ大使を務めていた廣田は、ソ連政府に厳正中立を求めること
に全力を注いでいた。血を流さずに国益のために戦う。廣田はそんな独
自の哲学を持って粛々と日本の平和を願い、活動していた。

そんな時、廣田の元に、首相秘書官より一本の電話が鳴る。昭和8年9
月、廣田弘毅は斉藤実(織本順吉)内閣の外務大臣
に任命され、就任したのだった。
廣田は盟友・吉田茂(津川雅彦)を特命大臣に据
え、世界各国、特に中国関係での親善回復を目指した平和工作を目標に
掲げる。しかし、この廣田の行動を『国賊』と揶揄する者も少なくはな
かった。

昭和11年2月26日、雪の降りしきる中を、1500名あまりの将兵が蜂
起して、霞ヶ関一帯を進軍、高橋是清蔵相(神山繁)、斉藤実内大臣、
鈴木侍従長(東孝)、松尾伝蔵大佐(江原政一)らを次々と襲って殺傷
した。世にいう二・二六事件――。

クーデター鎮圧後、元老・西園寺公望(大滝秀治)を中心とした重臣た
ちは次期総理大臣を誰にするか重苦しい雰囲気の中にいた。その時、西
園寺が思いついたように一言告げた。
「次は背広を着たやつがいい」 廣田のことでした。

軍部は“統帥権の独立”を楯に次々と独断で行動を起こしていく。
ドイツ・イタリアと組んでいた防共協定を三国同盟へと発展させ、
アメリカ・イギリスと対立。東条首相(小峰隆司)政権のさなか、
太平洋戦争へと突入していく。

昭和20年8月、日本は敗戦を迎える。そして日本を占領した連合軍
総司令部は、東条首相や東条内閣閣僚を中心に、100名あまりの戦
犯逮捕状を出した。そして、その中に、廣田の名前もあった。
「なんでお父様が戦争犯罪人なの?お父様は戦争を起こさないため
にあんなに頑張ってきたんじゃない」
そんな登代子を妻・静子は優しく抱きしめるのだった。

昭和21年1月15日、この日出頭する廣田を、家族が見送る。
「私は疚しいことは何もない。常に国のために命を賭してきた。
しかし、一切の弁解もしない」
出頭の直前にあって、あまりにも廣田らしいその言葉に、家族は
ただ涙を流した。

その年の5月、広田は東条首相らとともに、A級戦犯として裁かれ
ることとなる。罪状認否で逡巡しながらも「無罪」と答えた廣田に
安堵する家族たちだった。だが、廣田は裁判で自身の言動に関し
弁明は一切しなかった。

その後、面会室で会話をする廣田と静子。懐かしい話に花が咲き、
笑顔で振舞う静子だったが、その表情には、何か決意めいたものが
感じられた・・・ (自宅で、服毒自殺を図るのですが )

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