「殺●同盟〜理科室の夜の秘密!?」

「殺●同盟〜理科室の夜の秘密!?刑事が追う3つの完全犯罪!!」
森村誠一原作、橋本綾脚本、池広一夫監督。

《公式サイトより抜粋》
新宿西署の牛尾刑事(片岡鶴太郎)がホステス殺しの事件を追う。

東京・新宿のマンションで、和枝(霧島れいか)というホステスの死体が発見される。
現場の様子から恨みによる犯行と思われた。

和枝は高校時代に仲間の礼子(豊川栄順)と共に、万引きを密告した同級生の恵(大村彩子)を深夜の理科室に閉じ込めたこともあったという。

恵は恐怖のあまりベランダから飛び降りて車いす生活を余儀なくされた。
今回の事件との関連は薄いと思われたものの、牛尾は恵の実家がある神奈川・三浦港に向かう。
ところが父親の大谷(矢崎滋)は恵は1年ほど前に自殺したと言う。

一向に捜査が進まない中、今度は多摩川の河川敷で山岡礼子の撲殺体が発見される。
現場の状況から物取りの線は薄いことが判明、だが、なぜかスーツのボタンの一つが鋏で切り取られていたのだった。

再度三崎を訪ねた牛尾は、大谷に今度も完璧なアリバイがあることを知る。
何の収穫もないまま戻ろうとした牛尾は、近くの商店主から呼び止められる。
娘が恵と同級生だったというその商店主によると、和枝と礼子が殺されたのなら、もう一人命を狙われるはずの人物がいるという。

その人物とは、“カミソリ優子”と呼ばれ、影で和枝と礼子たちを支配し恐れられていた同級生で、理科室の一件も彼女が指図したものだというのだ。

東京に戻った牛尾は、かつて“カミソリ優子”と呼ばれ、今は女医となっている高林優子(櫻井淳子)のもとを訪ねるが…。

 
★螺旋状の垂訓★

今回の事件を解く鍵は、お互いに恨みを持つ者同士、相手を殺しあう交換殺●、殺●同盟がキーでした。
しかし、それが思い違い殺人であったとは皮肉なものです。
恨みを晴らすべき張本人は、既に、遺書を書いて自殺していたとは!

遺書の真相を自殺した母親が、もう少し早く周りに伝えていれば、殺人は起きなかったのに!
今回もネットへの激しい中傷で恨みを晴らす事件が発生したのです。
高林優子(櫻井淳子)が主犯とは、人の命を救う医師が人の命を絶つ、壮絶な心の葛藤があったのでしょう。
殺された相手も殺されるべくして殺されたというきらいがありました。
情状酌量の余地有りかな?

櫻井淳子の女医さん役、少し軽すぎたかも。
それに引き換え、片岡鶴太郎の刑事役、はまり役ですネ
このシリーズには、余人変えがたし、あのぼそぼそとした喋り方刑事役にピッタリですね。

一番成功して医者になった櫻井淳子が、高校時代の妬みを買う羽目になって逆襲したが、肝心の恨みを晴らす相手を間違ってしまったのが真相ですが、「森村誠一の螺旋状の垂訓」という作られたストーリーとはいえ現代のネットワーク社会、身近で発生する可能性の高い事件でありました。

何かスッキリしないもやもやが残る事件でしたね!

 
★螺旋状の垂訓★



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