交渉人・Special

遅ればせながら交渉人・・Special版(同時多発拉致誘拐事件)今回もスリル満点でしたネ。

これまでのバージョンとは少し違っていました。
いきなり事件発生、手榴弾とナイフを手に持って、人質をとり、3000万円を要求する立てこもり事件、なぜか、玲子(米倉涼子)の活躍であっけなく解決、人質が解放され一件落着、誰もがそう思ったに違いありません。

玲子の活躍をSIT全員が見守り、注目を浴びて一歩一歩引き上げる中、とんでもない事件が起きました。

どこからか突然銃声がこだまし、同時に玲子が倒れました。
銃弾は玲子のわき腹を貫通していたのでした。
玲子、危うしこのまま死んでしまうのか。
それでは番組が終わってしまう。

救急車を呼ぶにも一向に手配できない。
そんな中、一人の医師が手当てを申し出る。

★交渉人★
そう、これが柚原(風間杜夫)、事件の主犯格、若葉台記念病院の医師という立場でありながらなぜ?
命を救った医師が自分の命を狙うはずがない。

一命を取り留めた玲子さえ夢にも思わなかったに違いありません。
1ヵ月後。都内5カ所で5人が別々に拉致誘拐される事件が発生しますが、それらの事件が意味するものがわからないまま見るものの想像を掻き立てました。

謎の究明に政治的な事件が絡んでいたとは?
いつの時代も憎まれる人、憎む人、その程度の差はありますが、いつ発生してもおかしくないのが人間の憎しみが引き起こす事件です。

今回も、その例外ではありませんでした。
二人の仲間、野崎夏乃(原沙知絵)、瀬沼明夫(風間俊介)、もそれぞれに四之宮厚生労働大臣(中原丈雄)の政治的判断に恨みを持っていたのです。

風間俊介のキャラクタは、『3年B組金八先生』に出演した時のイメージとは違って、オタク風のプログラマーで、はまり役でしたネ
殺してしまいたい程、憎たらしいと感じた人も多かったのではないでしょうか!

しかし、弱いものが強い力に押しつぶされていく、それに反発するものが命を張って立ち向かう。たとえそれが犯罪であっても・・・
なぜ、弱い人間は、自分の意思を伝えられないまま強い力に屈してしまわなければならないのか?

強い人間は、そのことさえも忘れているのに、弱い人間は、そのことを一生、心の底にしまって生きなければならない。
そんな現実を今回もドラマが教えてくれましたが、人は誰でも自分が弱者となる時、初めてその弱さが理解できるのでしょう。

犯人の本当の目的は、ドクターヘリに乗った7歳の四之宮大臣の孫娘だったとは、孫娘の命を懇願して四之宮が土下座するシーン、やはり弱い者はなりふり構わず必死になるものです。
もう少し早く弱者の気持ちを理解していればこんなことにはならなかったのに。

強いものであればあるほど相手の立場に立って物事を考えるべきであることを伝えてくれました。

交渉人の出番は少なかったのですが、身近に起きるともかぎらない事件でした。

次回は、どんなストリーが展開されるのか ・・・

★米倉涼子★


【交渉人の最新記事】

『交渉人・Special』のトップへ

『ドラマ好き@TV』のトップへ

posted by ドラマ好き@TV | 交渉人 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする