白州次郎 …… 伝説の生涯

「伊勢谷友介」演じる白州次郎、東京芸大在外中にモデルをはじめたというから、あのスタイルとかっこよさは、根っからのものでしょう。

先にもお伝えしましたが、英国在学中のケンブリッジ大学では、英語のできるただの日本人というイメージでしたね。
大学で受けた教育が彼の生涯に大きな影響を与えた事は、ドラマの中でもうかがえましたが、あの性格は、父親譲りであったのか母親の優しさからは程遠いように思えました。

大富豪から奈落の底に突き落とされ白洲文平(奥田瑛二)の会社の倒産、そして死、現実を目の辺りにしても涙一つ流さなかった白州次郎、よほど父に対して批判的だったのでしょう。
阿蘇の民家で一人死んでいく文平最後のシーンは哀れでしたネ

今なぜ、白州正子
何一つ不自由のなかった次郎が、「不自由」と「敗北」を感じて、悩みながら成長していく姿には、あおのカッコ良さからは、想像できないほどの苦労がにじみ出ていたような気がしました。
正子(中谷美紀)との結婚が、彼を政界に引き込んでいく要因の一つになるのですが、正子としては、英国仕込みの紳士道いわゆる「プリンシプル」な彼に惹かれていたのでしょう。
次郎の子供ができても家庭的な妻ではなかったようですが、その頃から「能」を愛する等、文学的な性格を持った逸材だったのですネ。
14歳で、女性で初めて能舞台に立つたというから驚きです!

それに対して、次郎の方は、日本で初めてジーンズを履き、近年「日本一カッコいい男」とも呼ばれているほどイケメンでしたから正子が一目ぼれしたのもやむを得ないことかもしれません。

結婚後は、一緒にいることは少なかったようです。夫婦円満の秘訣は「離れていること」と言っていたそうですから窺い知れます。

次郎の仕事も新聞記者から会社の取締り役、政界要人秘書等、常にハイクラスな世界にいたようですが、ドラマの中では政界のドロドロした人間関係を強気で生きていく彼本来の生き方をしていったようです。
第一回の昨夜は、戦前の近衛文麿首相のブレーンとして、影で働く役柄でした。

英国で学んだ経験を生かしてイギリスに渡り、友人を通じて有力者を集めた席上で日本と米英との戦争回避を説くシーンでは、歴史上の真実であったとすれば、これほど日本の将来のために尽力した一般人は、いなかったのでないでしょうか!

残念ながら彼の力ではどうしようもない政界の力に負けて田舎に引っ込んで農業をするシーンは、ジェントルマンには似合わないと思っていましたが、不思議とかっこいいお百姓さんになっていましたネ。

次回は、どんなストーリーになるのか、楽しみです。



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